京都おふ会。角岡正美さんからいただいたコメントです。

「ラジオドラマを聴く会」を遂に立ち上げましたね。
おめでとうございます。
もともとラジオって奴はとってもミニコミな存在ですから、多くのメンバーが集まらなくては、なんて参加者数にこだわらずに気楽に考えてみたらどうでしょうか。

条件は只ひとつ、良いスピーカーで聴くこと。良いスピーカーというのは値段の高いスピーカーのこと(残念ながら)。音は値段に比例するんです。

第一回作品として『天の記憶』が予定されている由。光栄です。もう15年も昔になりますか?作者の津川泉と富山の神岡鉱山にある東大宇宙線研究所へ取材に行ったことをなつかしく想い出します。
地下1000米の地下大水槽の所までトロッコでコトコト入って行くのです。
暗い鉱道を20分程乗って、10分歩くと研究室があります。そこに若い学者達が、3人程つめていてニュートリノの研究をしているのです。
ここは以前たしか銅を掘っていたのですが、すっかり掘りつくして廃山になっていた大きな穴を使って水をためて研究室にしたのです。

薄暗い照明の下で、巨大水槽の上に立って周囲のゴツゴツした岩壁を見つめていると、私達の遠い祖先が『私たちはどこから来てどこへ行くのか』とつぶやいた淋しさがふと判るような気がいたしました。

観念的なラジオドラマ制作が多かった私は取材をすることは全くと言っていい程無かったので、これは非情に稀な経験でした。

最後に、
この時期の私は『耳を澄まさせるドラマ』作りに心 をこめておりました。その核となったのが中尾幸世さんの『声』です。
彼女のファンタジックな『声』が無かったら私のドラマは半分以上、生れ出なかったでしょう。

それでは一時間、どうぞ耳を澄ませて下さい。


みなさんと聴く「天の記憶」は・・・。あ、いいえ。
なお、おふ会ではラジオドラマを特に『天の記憶』も聴いておりません。食事をしながらおしゃべりしただけでございます。
ええ、もう、天地天命にかけまして、嘘偽りのないものにございます!!
私のこの真摯な眼を見ていただければきっと得心していただけると存じます。
著作権、侵害しておりませんよ、ほんとにほんと  双調