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 テレビドラマ
題名

 川の流れはバイオリンの音  〜イタリア・ポー川〜
   RIVERS    The fiow of a river, the sound of violin

 (制作NHK、1980.10 撮影  フィルム作品 80分)

放送  NHK総合テレビ「NHK特集」、1981.5.1(金)19:30〜20:50


   

    



    川は 永遠に流れ


    音は うたいつがれ


    人は生まれ 生き 変わり


    生きつづける −−


 白馬のルイジは唄う「ベネチアとマントバの川」。ポー川の漁師マリオは唄う「森の狩人」。主人公のA子は時計の刻みに合わせて唄う、ヴィヴァルディの「冬」の第二主題−暖炉の火−を。音は川に沿って生まれ、人々にうたいつがれ、川も音も悠久のものである。この物語は、川・音・人と人の出会い、この三つの主題を結ぶ主人公A子が、ポー川に沿って出会いそして喪った(惜別した)人々とその生活を描くことで、人間の生・老・死・生という円環を表現した
                       (佐々木昭一郎著「創るということ」(JICC出版局) より引用)


 
佐々木ドラマ「川」シリーズの第1作。初の海外ロケ作品。


出演 [栄子(A子)] 中尾幸世
  [白馬のルイジ] ロレンツォ・チゴーリ
  [アントニオ] グイド・カターニ
  [ルーカ少年] ジャン・ローディ
  [マリオ] ジョヴァンニ・ザニボーニ

 

[マリオの妻]

ピエーラ・ザニボーニ

  [バイオリン・マエストロ] 石井高

 

[ストラディヴァーリを弾く人]

アンドレア・モスコーニ

 

[酒場の主人]

ルイジ・スポッティ

 

[ラファエロ]

エッツィオ・ルピーニ

 

[鐘をつく人]

マリオ・マングロイス

 

[占い師]

ジョゼピーナ・オルツィ

 

[チェーザレ]

プロスペーロ・カステーリ

 

 

北イタリアの人々

    ポー川の人々
    クレモナ市の人々
    ロンバルディアの人
    ドナウ川の人々
    ブダペストの人々
    ジプシーの人々

 

 

ほか

 

 

 

作・演出   佐々木昭一郎
スタッフ 制作 勅使河原平八
  撮影 葛城哲郎*
  録音 渡辺秀男*
  音響効果 織田晃之祐
  技術 鈴木洋
  編集 松本哲夫、大橋富美子
  現像 田中紘吉
  制作デスク 松沢健
  演出助手 宮川和幸*
  NHKローマ支局 佐藤公一
  NHKスペシャル番組部 鈴木幹夫
  エグゼクティブ・プロデューサー 遠藤利男
  イタリア語翻訳 石井高*  (クレモナ在住)
  イラストレーション 中尾幸世

    *印:クレモナ撮影スタッフ


撮影場所 イタリア・ロンバルディア州・クレモナ、ハンガリー・ブダペスト
受賞等
文化庁芸術賞大賞・テレビドラマ部門大賞
テレビ大賞優秀番組賞
クレモナ市民賞受賞
モンテカルロ国際テレビ祭招待作品
INPUT世界テレビ会議招待作品
 
再放送
・1981.10.11 (日) 13:05〜

・1982.01.13 (水) 19:30〜
・1986.01.01 (水) 17:25〜

・1989.02.12   NHK衛星第一   
          12.10〜 ドラマ”川”三部作(連続して上映されました)
          12.15〜 川の流れはバイオリンの音・イタリア編
          13.37〜 アンダルシアの虹・スペイン編
          15.00〜 春・音の光・スロバキア編

・1996.4.7(日) 19:20〜(NHK・BSスペシャル「佐々木昭一郎の世界」)

・2002.5.27 0:25〜01:50 「NHKアーカイブス」 :音声がステレオ化されました

・2006.6 CS 日本映画専門チャンネル (CS2 220)
        〜RESPECT 佐々木昭一郎 〜
         
6.13(火) 20:00〜,6.20(火) 06:00〜,6.27(火) 14:00〜,7.05(水) 04:30〜

・2006.6 CS 日本映画専門チャンネル (CS2 220)  アンコール2006
     2006.12.11(月) 01:30〜, 2007.1.25(木) 01:35〜

    ------------------------------------

・2014.11.07(金) 09:00〜 NHKプレミアムアーカイブス NHK-BSプレミアム
         11.15(土) 02:15〜 再放送
       … デジタルリマスター版、HD化による初放送


                                                 注: みなさま、掲示板にて情報を頂きありがとうございました。


関連記事
1981.7「ドラマ」(映人社) 鳥山拡「ベネチアよ……」より引用

番組批評 素人使い見事な存在感  川・川の流れはバイオリンの音 井口泰子



制作者・出演者による文献

 月刊ドラマ(映人社)  1984年12月号 佐々木昭一郎特集@
                 P.112 川1980年の企画書 他  佐々木昭一郎
 月刊ドラマ(映人社)  1982年12月号 P.89  佐々木昭一郎
       『川の流れはバイオリンの音』は世界に向かって広がってゆく
 月刊ドラマ(映人社)  1981年10月号 P.126  あとがき 佐々木昭一郎

 SHOICHIRO SASAKI PLANS ANOTHER TELEPLAY


1989.10 「秀吉が聴いたヴァイオリン」石井高著 (主婦の友社) ISBN:4079242247 絶版
1993.09 「秀吉が聴いたヴァイオリン」石井高著 (三信文庫)   ISBN:4879211087
       巻末に佐々木昭一郎「クレモナの石井さん」 収録


シナリオ掲載

 
月刊ドラマ(映人社)  1981年10月号
 月刊ドラマ(映人社)  1984年12月号

  月刊ドラマに掲載された台本中にある「川」の詩は、本編に使用されたものと若干異なっています。
    「生まれ 生き 変わり」→「生き 死に」  「生きつづける」→「絶えることはない」 等

  『川の流れはバイオリンの音』シナリオ英語版


 




(以下、まだ工事中です。申し訳ありません)

ドラマの感想をいただきました
佐々木昭一郎氏より 佐々木昭一郎氏より頂きました2編の感想。
これは佐々木氏の知人が、佐々木氏本人に送った感想を許可を得た上で、掲載させていただくものです。
(管理人冥利に尽きるというものにございます soujyou)
ぱたぽんさま 「川の流れはバイオリンの音」は

 

リトルリバーさんからいただいた旅行写真











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