朗読


  1. 題名 朗読とチェロ伴奏による宮澤賢治の世界へ 中尾幸世 奥澤竹彦 「よだかの星」「春と修羅」より
  2. 日時 1998.9.26
  3. 会場 森美術館
  4. 出演者
    中尾幸世 朗読
    奥澤竹彦 チェロ
  5. ちらしのコメント
    今年の夏は、天候不順で、例年より日照時間も短かかったようですが、森美術館の周囲の田んぼの稲は、どんな具合だろうかと気になります。賢治さんも多分に空をあおいで、真剣に考えた日々があったことでしょう。森美術館におじゃまいたす時、私は賢治さんの童話「注文の多い料理店」の序文を思い出します。「わたしたちは、氷砂糖をほしいくらいもたないでも、きれいにすきとおった風をたべ、桃いろのうつくしい朝の日光をのむことができます。・・・これらわたくしのおはなしは、みんな林や野はらや鉄道線路やらで、虹や月あかりからもらってきたのです。」ほんとうに、この様な世界が、森美術館のまわりには満ちています。今回は賢治さんの大好きな楽器チェロの演奏と共に、賢治さんの書かれた童話が、私たちの「すきとおったほんとうのたべものになること」を願って読ませていただけたらと思っております。(中尾)

    (ちらしより抜粋)
  6. ちらしの画像




 





Last Update   2006.7.16