<掲示板ログ>
微音作成日誌
2001年 5月18日から2001年 5月31日まで




BSでの佐々木さん 投稿者:MARU  投稿日: 5月31日(木)23時41分15秒

BSの時の佐々木氏の解説は、注意して受け取ったほうがいいですよ。作者自身が解説しているとそれに従った見方を強いられがちですが、作品に表現されていることと見たそれぞれの人の感じたことが全てで、それ以外の情報は、たとえ作者によるものであっても、作品とは直接関係のないものだと私は思います。解説により理解されるものは「関心」のレベルに留まり、決して真の「感動」に至ることは無いのでは、と考えます。佐々木さんは結構、曲者らしいですよ。「夢の島少女」の最初の放送日は長嶋引退の日だった、と佐々木さんは書いていましたが、調べてみると長嶋引退は10/14、「夢の島」は翌15日です。ただ、同じ日だった、という方が圧倒的に作品の「悲運」としてはわかりやすいのです。
作品の悲運ゆえに22年ぶりのBS再放送では、佐々木氏は必要以上に挑発的でかつ変にわかりやすい安直な解説を自らに課さざるを得なかったのだ、と私は理解しています。つまり、優れた作品でありながらまっとうな評論の対象とならなかったこと(だから自分で評論家的に語らざるを得ない)、難解として葬り去られてしまったこと(だからわかりやすく解説せざるを得ない)…。

少女は最初から殺されて死んでいる設定、というのをいわゆる肉体的な死と短絡しては、作品の本質を見失います。人間の「生」の核にあるのは、夢=希望であり、それを喪失した時、人は生きながら死んでいることになってしまう。「大人」がそれを失わせたのであり、それゆえ少女は誰かに(大人に)殺されて死んでしまっているのでしょう。「夢の島少女」の主人公はケンです。何故なら作品を貫く意識の流れはケンのものであるからです。少女の記憶もケンのイマジネーションでしょう。また少女をさいなむ「大人」をケンは憎んでいるが、ケンの意識の中の「大人」とは未来の自分だということを彼は自覚しているかもしれません。そして、ケンは佐々木昭一郎のまったくの自己投影なのではないでしょうか。同時に小夜子は作者のある部分の分身だと感じました。この作品の主題は、「希望喪失」(死)を超克し「再生」と「共生」を希求する「生の意思」の絶望的な試み、だと感じました。これは作品のテーマ音楽によって語られています。カノンが「再生」を、ロビン・アディアが「共生」を。以上、私の感じ方ですから、あまりとらわれないでください。「夢の島少女」ではあの映像でしか表現できないことが描かれています。どうもことばにしてしまうと大切なことがみんなこぼれおちてしまうような感じがします。(アーカイブスの案内に「少年と少女の生と性」なんてあったけど、これはちょっと…。)

「四季・ユートピアノ」の主題も夢の島少女の延長上にあると思いますが、絶望よりも人生を称える肯定的な意識が感じられます。またその表現は芸術的に普遍的なものに高められていました。「四季」が作品としては私の中では頂点でしょう。
長い書き込み失礼しました。


ハープの曲 投稿者:ふくろう  投稿日: 5月31日(木)21時05分52秒

>あおせ様
そんな近くの日でしたか! 随分前のほうから見てました。灯台もと暗し。お手数をかけました、ありがとうございます。

曲名「ロビン・アディア」 アイリッシュハープ演奏はドロシー・ブリトン。
見つかるかな?

 

完成しました! 投稿者:よっちん  投稿日: 5月31日(木)01時24分16秒

以前「夢の島少女をイメージしたイラストを描く」と約束していましたが、

このたびやっと完成しました。イラストでは物足りなく感じ、漫画にしました。

ストーリーもアレンジして、原作とはちょっと違う雰囲気かも知れませんが。。。

感想待ってます!

http://www1.odn.ne.jp/aac67070

 


ふくろうさま 投稿者:あおせ  投稿日: 5月31日(木)00時01分53秒

日本の名作〜朗読紀行 投稿者:JAN  投稿日: 5月22日(火)19時48分05秒
JANさまの書き込みに曲名がありました。
まだ、この掲示板に保存されていますね。

 

BSでは 投稿者:あおせ  投稿日: 5月30日(水)23時50分39秒

そうでしたね、BSでの再放送は佐々木昭一郎氏がインタビューを受けておられました。あおせも「佐々木昭一郎の世界」を観るためだけにBSに加入して、特集が終わってしばらくしたらBSを解約したという思い出があります。
そう、この時のインタビューもテキストに起こしたいけれど、ちょっとしんどいな・・・
なんだか、目がかゆくて鏡を見たら右目が充血している・・・

ふくろうさま
ハープの曲、あったような気が私もするのですが、ほとんど機械的にコピーペーストを繰り返して作ったので、私もちょっと・・・。うーん、載せ忘れてはいないと思うのだけれど・・・

 

70年代 投稿者:ふくろう  投稿日: 5月30日(水)23時45分05秒

>あおせ様
過去ログの復活、お疲れさまでした。そしてありがとうございます。
直後が一番多いのかと思ったら、少したってから急激に増えているんですね。皆さん、虚脱状態だったのでしょうか。

>ハープの曲
僕も確かに過去の書き込みにあったと思うのですが、まだ発見できません。膨大すぎるのかなあ。

結構いい加減に見てしまったので、早く録画をしっかり見なくては、と思うのですが、書き込みを読むごとに、「これは気力充実した状態で見なくては」「あだやおろそかには・・・」という思いもあり、まだ見ていません。中尾さんを、「今時の美少女ではないけど」と言ったり「今時の美少女」と言ったり「幼く見えたり艶っぽく見えたり」と、様々ですね。
「川」よりも「夢の島少女」のほうがカメラの目を意識します。写っているものよりも撮っている者の視線・視点をより強く感じます。「どうしてこうまで撮るかなあ」とも。登場人物に感情移入するのではなく、制作者の意図は何かと考えさせてしまう。ドキュメンタリーでも、こんなに制作者を見つめようとすることはない、とも思います。

なぜか思い出すのが「70年代われらの世界」。ある回で、「誰も知らなかったし、気がついたときには遅かった。・・・」と始まる詩のようなものを歩行者天国で怒鳴るように道行く人々に投げかける修行僧のような人物。役者による「やらせ」だろうと思うのですが、ドキュメンタリーもドラマも何か一定の雰囲気を漂わせたあの時代、あのとき以降、何か一歩でも進んだことがあるのだろうか、とさえ思えます。90年代をバブル以降の「失われた10年」というそうですが、60年代の高度経済成長を摘発した70年、そのときにしっかり変われなかった、あのチャンスの時代をつかまえられなかった、という意味で「失われた30年」と呼びたい。個人的空疎感とともに。

 

BSの放送で 投稿者:とまと  投稿日: 5月30日(水)19時57分08秒

初めまして。皆さんの意見なりを読んでまして、いろいろ深く考えてるなあと感心してます。
私自身、佐々木さんの作品は「川」シリーズをリアルタイムで見たのが最初です。その後
気に入ったものは「七色村」でしたが、これはある音楽家が戦時中の子供時代を回想する話ですが、音楽は、「モルダウ」が印象的でした。
前にBSで放送された、佐々木昭一郎の世界で「夢の島少女」「四季・ユートピアノ」を
見ましたが、最初の印象のせいか、「川の流れはヴァイオリンの音」が一番好きですかねー。
ところで、「夢の島少女」についてですが、BSで佐々木さん本人が解説されてて
あの少女が少年に川から引き上げられた時には、少女は誰かに殺されて死んでいる…という
設定らしいんですね。『家に連れ帰って介抱するんだけど、疲れて眠ってしまう。
あの、現在と過去を行き来する話は、少年の夢であり妄想・空想。。。イマジネーションの世界ですね。(中尾さんも仰ってましたが)
少年のイメージの中で、女の子はすごい美少女になっていて、殺したのは誰か?とか、身寄りのない自分にとって、もしかしたら母親ではないか?殺したのは自分ではないのか?など色々なことを
考えるらしいんです。で、ハッと我に帰って、少女の死を悼んでやろう…一緒に生を生きてやろう。と思って、夢の島を歩いて行く』というお話だそうです。
それを「聞いてそうだったのかー」と思ったのですが、それを知った上でも見るたびに発見の
多いドラマだと思います。佐々木さんは中尾さんに会って「夢の島少女」のストーリーを
全部その場で変えたらしいですよ。それまで、決まってた女優さんには謝って降りてもらった
とのこと。中尾さんの瞳、文学的に言えば“ダイヤモンドのような”輝き。それよりももっと強い
まるで“放射能のような”光。に、一目会ってすぐ、中尾さんに決めたそうです。
カメラマンさんはとても喜んでてカメラを抱えてずっとニコニコだったらしいです。
この作品に関しては、映像と音楽、の一言に尽きます。と思います。



なんとか 投稿者:あおせ  投稿日: 5月29日(火)23時52分54秒

なんとか来週終わりにはサイトに載せたいと考えています。
なるほどと思いますのは、インタビューも繰り返し聴いていますと、なかなか面白いなということで、あぁ、そういうことを言っていたのか・・・と再発見、いえ、これは私がぼぉっと聴いていただけのことかもしれませんが。
なんだか、久しぶりに朗読会へ行きたい気分。

 

後半のインタビュー! 投稿者:buki  投稿日: 5月29日(火)01時25分18秒

 ごくろうさまです > 管理人様
私は「夢の島少女」の録画を友人に頼んだのですが、番組前半しか録画できませんでした。そういうわけであの印象的な後半のインタビューは一度見ただけなのです。インタビュー記録のテープ起こし作業はたいへんでしょうが、楽しみにしております。

 

更新情報 投稿者:あおせ  投稿日: 5月28日(月)01時26分14秒

コンテンツ 「テレビドラマ」→「夢の島少女」に再放送でのインタビュー、前半を載せました。後半は近日中に。

黒猫さま
私も観るたびに少しずつ違った思いを浮かべます。それだけ深みのあるドラマということなんでしょうか

 

昨晩 投稿者:黒猫  投稿日: 5月27日(日)16時11分58秒

又酒を飲みながら「夢の島少女を」ぼんやりと見ていました。
何というか…見るたびに色々な事を連想させるドラマですね。
ただ何度か繰り返し見てみるとドラマから受ける印象が微妙に違って来ている様な気がします。
実際この作品を初めて見た時は「こういう表現世界があるのか」とショックを受けたのですが、
最近はむしろ「哀しみ」「儚さ」「喪失感」の様なものを強く感じる様になりました。
自分自身考えてみても何故なのかよく分からないんですが…。
それはともかくどう転んでも時代の主流にはなり得ないであろう「夢の島少女」が今の若い世代の
方達に少なからず強い印象を与えたというのは意外だったのですが、それだけ多くの人々の感情
をかき立てる何かがあったのだと思います。このドラマに影響を受けて将来又新たな表現・手法
に挑戦する製作スタッフが出てきてくれればいいな〜。

 

夢の島、そのもの 投稿者:あおせ  投稿日: 5月27日(日)01時30分34秒

なるほど、夢の島、そのものにですね。
廃棄物の集積所、例えば冷蔵庫、テレビ、様々な電化製品を筆頭に、便利だろうな、素敵だろうなと買い得てきたもの達、夢を託したモノ達、土を被った夢の骸(むくろ)。
夢の島、夢、言い換えれば希望と名のつくモノ達の島。骸なった希望の島での二人の出会い、そんなことを連想しながら「夢の島少女」をもう一度、じっくり観てみたい気分です。

 

ハープの曲 投稿者:ねむら  投稿日: 5月26日(土)01時28分51秒

あれはアイルランド民謡だったと思います。なんという曲かはわたしも忘れました。たしか過去ログの方に書いてあったとおもいます。アイルランド民謡は日本人の心にとても響きますね。子守唄のような、母性とか、何かそういった優しい抱擁感を感じます。もの悲しいながらも、切ないながらも、柔らかなものにつつまれるようなそんな感じです。

池辺さんの音楽もあらためて聞いてみると、実に映像的。持続音がかもし出す一種独特の神秘的空間は、視聴する側にそれぞれのイメージを喚起させてくれます。目をつむっていても、夢の島少女とは別の私的夢の島少女が思い浮かんできそうです。

>よっちんさん
「リアリズム〜」は鰺ヶ沢での話だったと思います。八森での話は漫画ではなく、旅日記(?)のほうで、特に漫画の題材にはなっていないみたいです。

>夢の島
健のアパートもそうですが、なんだか夢の島そのものも気になってきました。夢の島っていっても、廃棄物の集積所でいらないモノの溜まり場で。やぶれたものどもが夢の跡って事でしょうか。

今の夢の島よりも、昔の夢の島のほうがよっぽど無垢な感じがします。

 

更新情報 投稿者:あおせ  投稿日: 5月26日(土)00時40分52秒

コンテンツ 「幸世的空間考」にリトルリバーさまから戴いた資料を載せました。
リトルリバーさま、ありがとうございます。



あのハープのメロディが耳から離れないのですよ 投稿者:コストダウン  投稿日: 5月25日(金)23時36分43秒

少年と少女の幸せな生活のBGMに流れるハープの音楽が、美しい。
少年は、軒先の2本の牛乳を盗み、1本は、すぐに飲み干し、ビンは投げ捨て、割る。
なんてあくどいのでしょう。でも、1本は、ポケットに入れて少女に持ち帰る。
それを少女が飲む。その投げ捨てる場面のBGMがあのハープの音楽なんですね。
どなたか、書かれていたと過去のカキコを見るのですが、見落としてわかりません。
北欧の曲でしたね。美しい曲でしたね。美しくて、悲しくて、何とも言えません。



そういやテレビブロスに 投稿者:buki  投稿日: 5月25日(金)00時03分05秒

そういえばTV Bros.2001年8号(4/14-4/27)に「このドラマが観たい」という特集(59頁〜74頁)がありまして、ビデオなどが未発売もしくは廃盤になっている作品の中からもう一度観たい100本を選んでいるのですが、その中に「四季・ユートピアノ」「川の流れはバイオリンの音」の2本が挙げられていました(コメントをつけているのはいずれも映画・TVライターの金澤誠氏)。記事としてはちびっこいものなのですが、自分の好きな作品が他の人たちの評価として100本の中の2本を占めたというのはうれしく、今後に向けて心強く感じた次第です。
 一応おしらせまで。

 

そうですね… 投稿者:黒猫  投稿日: 5月24日(木)01時53分45秒

>あおせ様
これはただ単に私自身の好みによるものかもしれませんね。
もともと私は好き嫌いが激しい方で、たとえばミュージシャンにしてもこのアルバムは好きだけどあのアルバムは嫌いだから聴かない…という事が結構あるんです。
又性格的にも何に対しても盲目的になれないというか割とシビアに物事を考えてしまう所があるんですね。私が長年ファンでいる某ミュージシャンにしてもダメな所はダメと平気でバッサリ切り捨ててしまえる冷たい所がありまして。(苦笑)
多分思い入れと評価とは分けて考えるタイプなんでしょう。
加えて私自身が演出・構成面に興味を持っている事も個性的なもの、インパクトの強いものにより興味を抱いてしまう理由の一つかもしれません。
そんな私が派手な作風ではない「四季・ユートピアノ」に惹かれたのはそれまで自分が見たことの無い世界だったからかもしれません。

 

作品への思い入れ 投稿者:リトルリバー  投稿日: 5月24日(木)01時41分36秒

私はどうかといえば、「四季・ユートピアノ」の中尾さんが一番印象に残っています。
最初に見たのが「四季」だからでしょう。「川の流れはバイオリンの音」を最初に見た
あおせさんは「川」に最も惹かれるし、「夢の島少女」を始めて見た人は小夜子に思い入れ
があるでしょうし、人によって違うと思います。
「四季」を見てピアノ調律師になった人もいるとか。私は数年後に、舞台となった北海道の
霧多布や浜中駅を訪れ、A子の故郷をしのびました。

 


更新情報 投稿者:あおせ  投稿日: 5月24日(木)01時13分12秒

コンテンツ「幸世的空間考」の中程に1月からの掲示板のログを載せました。

黒猫さんの捉え方には興味があるなと思いました。
私自身はどうなんだろうと考えると、川シリーズにより惹かれているものがあります。
コンテンツ「記事」のなかにも散在しているかと思いますが、川シリーズを「共生」というキーワードで捉えてみる。そうすると、慢性的に人間関係に疲れている私は癒されるような心地よさを感じてしまうのです。キャラクターのインパクトとしては「夢の島少女」と比べて、ずっと薄いかも知れませんが、ドラマとしてのインパクトは・・・、少しずつ染み入ってくるようなゆっくりとしたインパクトを感じて心地よいのです。
ドラマは一つでも、観る人によって、また、観る人のその状態よって一つのドラマが無数のドラマになる。面白いものだなと思います。

 

中尾さん 投稿者:黒猫  投稿日: 5月24日(木)00時01分51秒

「夢の島少女」の放送から1週間以上経った今でも相変わらずぞくぞくと新しい書き込みが続いていますが、それだけ「夢の島少女」が多くの人に強いインパクトを与えたという事なのでしょう。
かく言う私もあのドラマを見なければここに書き込みする事も無かったでしょうし。
実は私は今まで中尾さん個人に特別な思い入れを抱く事はありませんでした。
もちろん「四季〜」を見て「今までの女優には無い不思議な魅力のある人だな〜」と感じたのは事実ですが、「四季〜」に関しては彼女以上にその映像や演出に惹かれていた事もあり、それ以上の感情を抱く事はありませんでした。もっともその佐々木作品にしても「川シリーズ」については「四季」以上に強い印象は受けずサラッと流して見ていたので、どうやら私自身はドラマにしろ映画にしろ特定の作品やキャラクターに重点的に入れ込んでしまうタイプの様です。
実際前述の通り「四季」の時は中尾さんにはそれほど関心が無かったんですよ。
しかしこの「夢の島少女」を見て初めて中尾幸世という人に惹かれました。
いや、正直に言えば中尾さん自身というよりは彼女が演じた小夜子という少女の佇まいや雰囲気、存在感に惹かれたと言った方が正しいかもしれませんが。
それほど「夢の島少女」での彼女は鮮烈でした。(「四季」での彼女とはまるで別人の様に感じる)
同様の役柄設定だった「四季」でのA子(榮子)からは小夜子ほど強烈な個性を(個人的には)感じなかった事を考えるとやはり「夢の島少女」での彼女は他の作品と切り離して考えたくなるのです。



 

ねむらさんへ 投稿者:よっちん  投稿日: 5月23日(水)12時59分17秒

「リアリズムの宿」ですよね。あの話、大好きなんです。

生活感が伝わってくるところがすごい。。。

連休中に五所川原近辺まで行ったんですが、「このあたりをつげ義春が旅したんだ」

と思うと感慨深いものがありました。

http://www1.odn.ne.jp/aac67070

 


はあー、何という! 投稿者:コストダウン  投稿日: 5月22日(火)19時52分25秒

ねむらさん。すばらしい。ここまで追究できるのですね。
ありがとうございます。


 

日本の名作〜朗読紀行 投稿者JAN  投稿日: 5月22日(火)19時48分05秒

BS2で「日本の名作〜朗読紀行」の再放送を見ていて、
これは中尾さん主演のがあったらいいな、と思いました。
さっそくNHKに新作希望のメールをしました。
演出は毎回異なった映画監督のようで、
中尾さんには是枝監督なんかどうでしょう?

それから、ラジオドラマも聞きたいですね。5年放送がありません。
FMシアターにも旧作の再放送と新作希望のメールを出しました。
ラジオで中尾さんに引き付けられた人も多いようですね。

あとは、「ロバの音楽座」に「もう一度出てもらいたい人」のリクエストかな。
どなたかロバハウスでの朗読会に行かれた方いませんか?

ところで池田さんのサイトにある再録シナリオに、ハープの曲のタイトルが
アイルランド民謡「ロビン・アディア」とありました。
「夢の島少女」のもう一つのテーマ音楽というべき旋律で印象的でした。
どなたかこの曲について知っている方いませんか?

成瀬様>このサイトにある当時の新聞の番組案内には作・演出 佐々木昭一郎となっていますが、
番組クレジットには確かに鈴木さんの名もありました。リンクにある池田さんサイトのシナリオの
スタッフリストにも出てます。ただ、佐々木さんの書いたものを読むと、最終的には、鈴木さんのアイデアの片鱗も無くなるほど佐々木ドラマになってしまったようです。鈴木さんは途中まで議論に参加した程度のようです。個性の強い作家の協働は困難ですからね。当初、タイトルの鈴木案は「息裂けよ少女」だったとか。これは別の世界だと思います。




健のアパート 投稿者ねむら  投稿日: 5月22日(火)18時21分05秒

以前話題になった(?)健のアパートの場所ですが、「11-7」(でしたっけ?)という番+号の住所だけでは江東区木場といってもかなり広いので、すぐには分かりません。(丁目が分かればかなり楽になると思うのですが)

江東区木場。
アパートの裏は川。
アパートの前は道路。
その道路を、健と浴衣姿の小夜子が一緒に歩いた時、道路の向こうのそらは夕日か朝日で焼けていた。
その焼けの陽に向かって歩く二人の背後には、建設中(?)と思われる高速道路の高架が見える。

以上のヒントを元に、オンラインマップで調べました。(当然仕事をしているようでサボっています)
撮影当時、木場に首都高は出来るか出来ないかの時期だったと思うので(全通は1980年?)背後の高架は江東区木場にある唯一の高速道路、当時工事中の首都高深川線だと思います。江東区木場地域にで、太陽に向かって歩く後ろに深川線があるわけだから、高速道路はほぼ南北に通る個所になる筈...
そして、川と道路の間に、アパートが建てられる程度の長細い土地がある、
という事で、ここあたりかな?と思っていますがいかがでしょうか。(まるっきりちがってたらごめんなさい)
http://map.yahoo.co.jp/cgi/m?no=1091997000196250097

>キクチサヨコの件
よくよく思い出してみると八森といえば、つげ義春氏が同じ五能線沿線の鰺ヶ沢ですごい宿に泊まる前に立ち寄り、海岸を歩いていると海辺に建つ掘建て小屋のような凄まじい雰囲気の宿屋を「発見」した土地でもありました。この他に特に八森での記録は無いようですが、八森で投宿はしているようです。


>あおせさん
本当にそう思います。良い作品を知らないまま過ごすというのは、本当に怖いことです。そういう意味においても、佐々木・中尾作品に出会えたことは、私の人生において本当に大きな意味のあることでした。


 

同じ感動が今も 投稿者:新藤  投稿日: 5月22日(火)12時53分52秒

先日再放送の「夢の島少女」ですが、すぐに見たいという気持ちの
反面、見るのが怖いという気持ちもありました。実は。

なにしろ、一連の作品に感動したのは20年以上も前のことで、当然
見る側の感性も変化しているわけです。

新鮮な気持ちで作品に接することができて本当に良かったです。

この作品もそうですが、鑑賞しながらいろいろなイマジネーションを
喚起させてくれる不思議な時間でした。
「夢の島少女」で走りながら、あるいは縄跳びしながら撮影する技法
というのは一連の作品独特な手法なのかもしれません。
(映像はまったくの素人ですので、詳しいことはわかりませんが)

印象に残ったのは縄跳びのシーンとカノンですね。あのイメージが
投げかけているものはなんだろう、と想像が膨らんでしまいます。

このページを支えていらっしゃるみなさんの力にも本当に敬意を
感じてしまいます。
(なにしろ何の資料も持ってないので、何も協力させていただくこと
ができないのが残念なのですが)

 

うろ覚えですが… 投稿者:成瀬  投稿日: 5月22日(火)02時33分43秒

初めまして。
13日の「夢の島少女」、見ましたが、確か脚本は鈴木志郎康との共同脚本になっていませんでしたか?私は佐々木昭一郎は知りませんでしたので、クレジットを見たとき、むしろ鈴木志郎康の名前でその世界観の構成の仕方に納得した記憶があります。
「夢の島少女」のページには「作・演出: 佐々木昭一郎」と書かれてありますので、ちょっと気になりました。…間違っていたらごめんなさい。
…中尾幸世さん、綺麗でしたね。

http://home10.highway.ne.jp/hatahata/top/2home.html

 


夢の島少女見ました 投稿者ちかこっこ  投稿日: 5月22日(火)01時07分35秒

四季ユートピアノを10代と20代にみて大感動した者です。夢の島少女を初めてみました。とても良かった。言葉にするのが惜しいくらい。心が、感動してなんというかふるえていてそれで精一杯です。ここに初めてきましたが巷ではいろいろ上映会があったりするんですね。さっきNHKのアーカイブにリクエストしてきましたよ。実現するといいな。もう一度佐々木作品を見て、今度は30代の自分がどう感じるのか知りたいです。またここに来ますね。あおせさんこのサイトを作っていただいてどうもありがとう!きてよかった。

 

情景 投稿者:あおせ  投稿日: 5月21日(月)23時17分25秒

まずはふくろうさまもご心配になっていた掲示板の70件分以前の投稿についてでございます。
いえ私も中尾幸世さん、佐々木昭一郎作品のファンの一人でございます。
投稿とはその時々におけるその人の切なる思いというもの、どうしてむざむざ藻屑と忘れ去ることができましょう。
近日中にコンテンツ「幸世的空間考」に過去の掲示板としてリンクする予定です。ただ、手作業で投稿をコピーペーストしていたりするので、いえ、ちょっと私のインターネットの環境上仕方なく・・・、もうしばらくお待ちを。
大仙さまはスタードームにいらっしゃったとのこと、レポート、ありがとうございます。あぁ、うらやましい限りです。私も連休に行く予定でいたのですが、急に都合がつかなくなり行くことができませんでした。
コンテンツ 「記事」に中尾幸世さんの朗読についての捉え方をインタビューした記事があります。確かBellの記事だったと思いますが、是非、お読みくださいませ。興味深いものかと思います。
ねむらさんのおっしゃるとおり、私もできるだけたくさんの人に、できるだけ幅広い年齢層の人たちに佐々木昭一郎作品を見て欲しいと願っています。私自身、これらの作品を見て感動した。この感動を埋もれさせたくない、過去のものとしたくない、だから作品を一部に閉じこめてしまうようになるのもとても辛いです。
そういう意味では是非、テレビでの再放送をと願っています。そして、もう一つ、是非DVDでもと思うのはひとつにドラマの情景の美しさ、特に外国に行ったことのない私にとって川シリーズで描き出される情景の美しさ、これがドラマの魅力のひとつであることは間違いないと思うのです。
「川の流れはバイオリンの音」ではルイジがA子に自分が兵隊だった頃のことを話す情景、「アンダルシアの虹」では、最初のシーンの青い空に白い家、白い井戸、ドラマをいっぱいに満たすその情景の美しさを抜いてはドラマは語れないと思うのです。それだけにできるだけ良い状態で観て欲しい、そのためにはDVDをと考えてしまうのです。



も一度見ようね、皆さん 投稿者micchann  投稿日: 5月21日(月)22時09分35秒

四季ユートピアノのオープニングの栄子の木魂のようなうたごえ・・・。
川の流れはバイオリンの音のポー川FIUME PO、のほとりからゆっくりと立ち上がる栄子のシルエット。
音楽のような、小さな宝石のような映像の数々。
ここにたどり着いた人はみんなもう一度見る権利があるような気がします。(見たことある人もない人も)
夢の島少女の小夜子とは違うけれどそこにはモナリザのような微笑みの中尾幸世さんがいます。
ところで僕はやっぱり小夜子はキクチサヨコだと思ってます。
四季ユートピアノにはA子が祖父母の馬を買い戻すために酒場でアルバイトをしてお酒を飲んでくるくる回り、見ている酔客が「がんばれ、がんばれ」というシーンがありますが、それもつげさんの漫画のまんまだったです。
もちろん「夢の島少女」はユートピアノよりも前の作品ですからほんとうに偶然だったかもしれませんが、宮さんの本で知る限り佐々木さんは相当曲者のようですから、偶然というのもそのまま信じられません)^o^(



春・音の光・リバー 投稿者Juliet  投稿日: 5月21日(月)21時15分56秒

はじめまして。まさかこうしてまためぐり合えるなんて。感激です。

「春・音の光・リバー」スロバキア編は私にとって出発点みたいな作品です。
それ以前にもスペインとイタリア編を見ていて、特にイタリア編では「四季〜冬」のバイオリンが忘れられません。それにもちろんスロバキア編での「弦楽セレナーデ」も・・・

作品に感動した私は、佐々木昭一郎さんに「私もA子さんの役をしたい!」とファンレターを出したほどです(お恥かしい・・・)

「A子さんに似ている」と言われ舞い上がった少女もすっかり大きくなりました。
スロバキア編は、ラジオから音だけを録音したテープを、今でも大切にしています。
久しぶりに聞いてみようかな・・・

これからも時々おじゃまさせてください。





(無題) 投稿者:やん  投稿日: 5月21日(月)19時47分06秒

またまた来てしまいました。もう、忘れられないです!!
せめて、このホームページだけは残っていて欲しいです。。
ここで、浸ってるので♪なので、アオセさん、残しておいてください。
他の作品も是非見てみたいのですが、ビデオも廃盤のようで、しょんぼりしております。
どうして、あんなに素敵な作品が、世の中まわってないのでしょう?!
心の中の宝物だからでしょうか?!いつかまたあの映像に会える時が来ますように。。
とりあえず、「あなたのアンコール」と「ラジオドラマのCD化」すべてやれることはやってみました。根気よく続けよう。浸りすぎでしょうか?!参った!(笑)



素敵な方ですね 投稿者:そらまめ  投稿日: 5月21日(月)16時47分41秒

偶然「夢の…」を見た者です。監督のことも中尾さんのことも全く知らず、
でも引き込まれて、最後まで見てしまいました。懐かしいというか、だれにも
内緒の宝箱をそーっと覗いたような不思議な気分になりました。
作品もさることながら、現在の中尾さんが、あまりにも透明で儚げな様子で、
素敵に歳をかさねてきたのだろうなあと、ちょっと嫉妬すらおぼえました。
他の作品も是非拝見したいものです。

 

アンコ〜ル 投稿者:らくだ  投稿日: 5月21日(月)16時27分28秒

私も「あなたのアンコール」にリクエストしてきました!
「夢の島少女」の良さって、当時の空気であり雰囲気だから、見てない人に
「良かった!」ということをいくら言っても伝わらないのが悲しい・・。
でも普段は心の奥に潜めておくというイメージの作品のような気がする。
心の奥にあって決して表にはでてくることはないけど、それでも一生消えない・・
というような・・?



訂正です 投稿者:ねむら  投稿日: 5月21日(月)13時35分18秒

> ういう非営利的な目的で、文化講座のようなものであれば上映会も

ういう非営利的な目的で、文化講座のようなものであれば上映会も可能かもしれません。

 

上映会について 投稿者:ねむら  投稿日: 5月21日(月)13時33分44秒

チェさんこんにちは。
上映会については現実味ありそうですね。実際何度か上映されているらしいですし、昨年の5月にも「マザー」と一緒に、東京の映画美学校という所で上映されたそうです。(佐々木氏を取り上げた授業のいっかんのようですが)映画美学校はNPOなので、そういう非営利的な目的で、文化講座のようなものであれば上映会も

ソフトウェア化はNHKの声を借りれば「むつかしい」ですが逆に言えば「不可能では無い」という事ですので、放映当時の出演者等、様々な権利関係をクリアすれば、ソフト化は出来るという答えにもなっています。
私達のような立場であれば、ただ、ソフト化の要望をメール・電話するくらいしかなさそうですが、それらの声が大きくなればなる程、ソフト化実現の可能性は高くなるのだと思います。

こんなのもあります。
http://www.so-net.ne.jp/haiban/
過去に発売したものの、今では廃盤で手に入れることの出来ないCDの復刻を、ユーザーサイドからの声で実現させようというコーナーです。(佐々木演出のラジオドラマCDの復刻なんか出来ないですかね)
おなじようなもので、昔ドラマで放映されたものをDVD化して再発、といった専門のサイトでも出来ればいいのですが。


今度埼玉にできるNHKアーカイブス(?)というのは、期待もあるけれど、逆に恐い面もあります。期待というのは、お金を払って双方向放送というのもそうですが、DVDに焼くという形でマイナータイトルのソフトを少数ロットで直接購買者へ供給するという販売形態です。放送もよいけれど、やっぱりいつも持っていたい、いつでも自由に見たい、という思いもありますからね。恐い面、というのは、アーカイブスチャンネルと双方向放送ができると、再放送そのものがなくなってしまうのではないか?という危惧です。「再放送はしませんが、アーカイブスから有料で見る事が出来ます」と応対されてしまう可能性というのもあります。もしこのような事になれば公共放送における再放送によって(深夜にもかかわらず)多くの「夢の島少女」を知らない、中尾さん、佐々木氏を知らない人々が、チャンネルを変えてて「偶然このすばらしい作品を知る」という事は出来なかったでしょうし、下手すると一生知らなくなってしまう可能性すらあります。私自身、「NHKアーカイブス」の前身の「新日本紀行」の再放送をチャンネルを変えていて偶然見る事がなければ「NHKアーカイブス」を見る事すら無かったでしょうし、アーカイブスの「放送予定」のコーナーを偶然見なければ「マザー」や「さすらい」の印象深い映像に接する事すら無く、佐々木氏を知る事無く、「夢の島少女」を知る事無く、中尾さんをも知る事は無かったろうと思います。あらかじめ取捨選択されたチャンネルのみを視聴する有料放送では、これらの偶然の可能性すら、全くといって程存在しないという事になります。一部、専門家のみぞ知るとうな、日の目をあびること無く埋もれていく素晴らしい作品の数々を知らないまま過ごす、そう考えると本当にゾッとします。



スタードームに行ってきました 投稿者:大仙  投稿日: 5月21日(月)00時31分31秒

土曜日にスタードームに行ってきましたのでご報告します。
まず、掲示板では生出演すると思ってらっしゃる方もいらっしゃるようですが、生では
ありませんでした。基本的には音声ドラマで、それにプラネタリウムの全頭上型(とで
も言えばよいでしょうか)のスクリーンを有効に活用して物語にちなんだ映像が映し出
されます。物語はまあ簡単に言ってしまえば、生まれてくる子供にプレゼントを買って
あげようとする2人がいて、でもこの世界があんまり素晴らしいから、この世界が最高
のプレゼントなんだね、というお話です(なんの情報にもなってませんね。すみませ
ん)。5〜6人の声優さんが出演されてましたが、中尾さんと男性の掛け合いの部分は
かなり「カフェテラス」を意識したつくりのように思いました。「カフェテラス」を気
に入ってのキャスティングかと勝手に想像してしまいました。
1時間くらいの上映ですが最初半分は今日の星空や星座の見つけ方などの解説でした。
解説は会場のお姉さんでしたが、この方の声もなかなかきれいで良かったです。

10数年ぶりに聴く「現在の中尾さん」の声は相変わらず健在で、今回は子供向けとい
う作品の性質上か、以前(といっても僕は「カフェテラス」以外は聴いてないんですが)
と比べると声に分かりやすい表情をつけてらしたようです。
その表情のつけかたが嫌味でなく、抑制が効いた中にも登場人物の気持ちが伝わると言う
感じがしました。
他の声優さんがむちゃくちゃアニメっぽい教材っぽいしゃべりなのに対して、その中に
溶け合いながらしっかり中尾ワールドを醸している、というと大袈裟でしょうか。
僕的には満足度は高かったです。
僕は今回中尾ファンの女性と一緒に行きましたが、小学生くらいのお子さんのいる方は
家族連れで、「彼女がメルヘン系」なんて人にはデートにお勧めと言っておきましょう。
サンリオピューロランドも歩いて行ける距離にあります。土曜の最終回はガラ空きで、
いい席でゆっくり見れました。

また、予断ですが今回小学校の時行って以来実に20年ぶりくらいにプラネタリウムと
いうところに行ったところ、「はあ、今はこんな表現で宇宙の広さを教えられるんだ」
とか、物語部分では、「全頭上型スクリーンってこんな表現も出来るんだな」と感心して
しまいました。
表現活動をしている方には是非一度チャレンジして欲しいですね(すでにやってる人も
いるでしょうが)。ただ、制作費は結構なもんだろうなあ。

以上、また長くなってしまいましたがこのへんで。


 

もう削除 投稿者:ふくろう  投稿日: 5月20日(日)22時43分39秒

今日初めてここへ来ました。再放送直後の書き込みはもう70件以前。
復活はできないものでしょうか。

主人公が菊池小夜子・キクチサヨコだとか。「六番目の小夜子」もこの系譜のような。少女の時期を象徴する言葉になってしまったようです。

エロスと死が一体とは言うものの、歳のせいかエロスばかりに目がいってしまって、若いときに見ておきたかったなあ、と。執拗に少女の姿態・皮膚感が描かれていて・・・。
 「川」三部作をいい加減に見ていて、雰囲気しか残っていませんが、いつか「四季」から見てみようと思います。


 

N響アワー 投稿者:リトルリバー  投稿日: 5月20日(日)22時05分50秒

>新藤さん
 マーラーの4番は第2と第4楽章だけで、第1は放送されませんでしたね。
 第1楽章を聞くと、雪の中に立つA子の姿がいつも思い浮かびます。
 「四季・ユートピアノ」を見たあと、マーラーの4番が聞きたくて聞きたくて、
 85年3月のN響定期に行ったのを思い出します。ソプラノはまだデビューまもない
 佐藤しのぶさんでした。



夢の島少女 投稿者:とみぃ  投稿日: 5月20日(日)16時10分10秒

ビデオにとって2回観ました。
確かに、少女の、あの高3の目には惹かれるものがあります。
久々に良い(面白い)映像を見た感じです。
終了後にインタビューで、言ってましたけどロケは2週間でリハーサルもNGも無しって言うんですから驚きです。
2回目も一気には観れず3回ぐらいで観たのですが、そのうちゆっくり観てみるつもりです。
では。



夢の島少女再び 投稿者:黒猫  投稿日: 5月20日(日)12時31分06秒

昨日の夜もう一度ビデオで見直したのですが、何度見ても引き込まれます。
最初見たときは「何が何だかサッパリ分からん」状態だったのですが、繰り返し見ているうちに
何となく話全体の輪郭がおぼろげながらつかめて来たような気がします。
ただ…何度見ても強烈な印象を受けるのはやはり中尾幸世さんなんですね。
いや、正確に言えばあの時代に生きていた中尾さんなんですが。
もっとも今時のアイドル風の顔立ちではないし、ポッチャリ体形だし、全体的に地味な印象。
それなのに、どうしてこんなにも惹きつけられるのだろう…と。
作品の違いもあるのでしょうが、やはり「四季・ユートピアノ」での彼女とはどこか異質なもの
を感じるんですよ。それはあの年代が持つ透明感や不安感といったものかもしれませんが。
そういう意味で佐々木さんはあの時代の彼女にしか表現できなかったものを映像に捉え、私達
に見せてくれたのだと思います。
それにしても私はあの映像を見てなぜか懐かしさを感じてしまいました。
ただそれは昔のアルバムを見て感じるような懐かしさではないんです。
私が当時その場所にいて彼らを見ていた訳ではないのに以前から小夜子や少年を知っていた様
な、自分もそこに立っていた様なそんなデジャヴにも似た感情なのです。
そして当時中学生だった私は何をし、何を考えて生きていただろうかとしばらくぼんやりと
考えていました。(多分な〜んも考えずのん気に生きていた事は間違いないですが)

私自身は長い間この作品と巡り合う事が出来ませんでした。
でももしあの時自分が中尾さん自身と同じ17歳でリアルタイムで見ていたら、きっとその後の
人生観も大きく変わっていた様な気がします。

 

(無題) 投稿者:新藤  投稿日: 5月20日(日)09時37分41秒

番組欄を見ていたら今日のN響アワーは
「マーラー交響曲4番」と書いてありました。
ひょっとしたら四季ユートピアノの話題が出るかも・・・
(単なる願望ですが)

 

とりあえず 投稿者:チェ  投稿日: 5月20日(日)02時55分58秒

「あなたのアンコール」の方にはリクエストをしてきました。
ちいさなこと、出来ることから、少しずつ。

 

(無題) 投稿者:アパッチ  投稿日: 5月20日(日)02時02分32秒

スイマセン、考えながら書いているうちにbukiさんとかぶってしまいました。(笑)
じゃあ私もたのみ.comにも行って来ます。

 

はじめまして 投稿者:アパッチ  投稿日: 5月20日(日)01時58分41秒

はじめまして。 「夢の島少女」を見てからどうしても忘れられなくて検索していたらこちらにた
どり着きました。
私が生まれた年に制作されたという事で全然作品も出演者も知りませんでしたが、その映像に引き
込まれてしまいました。 最初の部分が見られなかったのですごく残念です。

という訳でOGRさんの情報を見て早速「あなたのアンコール」に意見を出してきました。
http://www.nhk.or.jp/encore/index.html
再放送されればいいですね。

 

アンコール 投稿者:buki  投稿日: 5月20日(日)01時50分31秒

OGRさんの情報興味深く読みました、
NHK「あなたのアンコール」は最近一ヶ月以内に放送されたものの中から選んで再放送するものだそうで
そういうものだとは知りませんでした。早速「夢の島少女」再放送の希望を出しました(ついでに、無理かもとは思いながら他の中尾主演作品の要望も)。

ちなみにまてぃあさんの書いておられた「NHKラジオドラマのCD化」in 「たのみ.com」にも以前投票しました。補足ですが、ラジオだけど>「映画・ビデオ」から>「テレビ」へとたどらないといけませんでした。番組内容を特定しないせいか色んな思惑が重なり現在7位と健闘してますね。ターゲットを絞らない戦略が吉とでるか凶とでるかともかく、実現して欲しいです。


 

まてぃあさま 投稿者:あおせ  投稿日: 5月20日(日)00時57分42秒

まてぃあさま、試しにクリックしてみました・・・
さっ、削除は、うーん。もったいない。

久しぶりにリンクしています放送ライブラリーの番組検索をしていますと、「アンダルシアの虹」の他にも「さすらい」、「マザー」、「四季・ユートピアノ」が検索に引っかかりました。
「四季・ユートピアノ」、以前、検索したときにはひっかからなかったのですが。
これは、なかなか、いえ、かなり嬉しい。
横浜、遠いけど・・・

 

初めまして 投稿者:PUNCH  投稿日: 5月20日(日)00時48分38秒

初めてカキコします。

先日放送された「夢の島少女」を偶然見て、何だかよく分からない衝撃を受けました。最初
はパソコンをいじりながら横目で見ていたのですが、映像がすごくかっこよくて目が釘付けにされてしまいました。

「もう寝なくちゃいけない時間だから・・・」と思いつつも、どうしてもテレビの前から離れることが出来ずにいました。

ビデオに撮るという事を忘れていて、気づいたときにはもう終わる10分前くらいであわてて取り始めたんですけど、ものすごく後悔しています。レンタルビデオででているかと思い探してみましたが見つけることが出来ず、さっきNHKにメールをしてみました。どうしてももう一度「夢の島少女」が見てみたいです。

何故あんなにも引き込まれてしまうのか不思議でたまりません。ただただカッコイイとしか考えられませんでした。映像の全てが、写っている物全てが、作品の空気全てがもの凄くカッコイイです。本当に感激しました。



失敗! 投稿者:まてぃあ  投稿日: 5月20日(日)00時37分29秒

大変!ひどい書きこみになってしまいました。
あおせさん、ご面倒ですが、下の書きこみ削除して下さい(泣)
「たのみこむ」は
http://www.tanomi.com/metoo/
です。
ああ、もう一回失敗したらどうしよう・・・

 

ラジオドラマ 投稿者:まてぃあ  投稿日: 5月20日(日)00時32分22秒

たくさんの方の投稿を読ませていただき改めて「夢の島少女」の持つチカラのようなものを感じています。
TVドラマの市販ソフト化は色々難しそうなのはわかりましたが、ラジオドラマはそういう意味では
ハードルが低そうな気がします。

「たのみこむ」http://www.tanomi.com/metoo/>作ってくれ!>映画・ビデオの中に「NHKラジオドラマのCD化」を頼んでいる人がいます。良かったら投票してくださいませ。

http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Cinema/1959/

 


ぜひ再放送を 投稿者:OGR  投稿日: 5月20日(日)00時09分37秒

 はじめまして。
「NHKアーカイブス」の放送ではじめて「夢の島少女」および中尾幸世さんのことを知りました。なんとしても、もう一度見たいのですが、DVD化に関しては、テレビで放送された以上はいろいろな問題もある程度クリアされている訳でしょうから、絶望的ではないにしても、そうすぐにというわけにはいかないでしょう。
 となると再放送に望みをつなぐしかない。「アーカイブス」に再放送のリクエストをしたところご返事をいただきまして、それによると「アーカイブス」枠での再放送予定はなく、そのかわりに「あなたのアンコール」という再放送専用の番組があるので、そちらへリクエストをしてみてはどうかということでした。
 この番組は最近一ヶ月以内に放送されたものの中から選んで再放送するものだそうで、ということは再放送があるとすると、5月13日から一ヶ月の間にその可能性があるということですね。だとすればうれしい。しかし、逆にいえば一ヶ月の間に再放送がなければ、近いうちの再放送は絶望的ということか……。いやいや、たとえ「アンコール」内で放送されなかったとしても、何らかの形で再放送がある、と信じたいのですが。

 


最近、睡眠不足で 投稿者:nao  投稿日: 5月19日(土)23時09分41秒

はじめまして。
佐々木昭一郎氏、横倉健児さん、中尾幸世さん、どなたも存じ上げませんでした。NHKアーカイブスは開始当初から視聴していました。目的は私が小学生だったころに見た「新日本紀行」や明るい農村」等のドキュメント番組を録画保存する為です。
ところが、「マザー」や「さすらい」が放送されて正直に感動と衝撃を受けています。今回「夢の島少女」が放送されると知り、その予告編から絶対保存しようと決めました。
横倉さんは「マザー」で知っていたし、友川かずきさんはかなり前から存知てましたので、映像の中の中尾さんを初めて見たときに物凄く懐かしさに惹かれました。この作品が世に出たころ私は12歳の子供で存在すら知りませんでした。そして映像のインパクトとともに身の回りから失われた何か特別な感覚が甦った様に思えてなりません。それを言葉でどう表現したら良いのか今はまだわかりません。きっと探し出してみようと思います。
あの頃の中尾さん、そして今現在朗読やナレーションをされている中尾さん、とても素晴らしい人生を送られていらっしゃるのが感じられます。本当に「素敵な贈り物」をありがとうございますとゆう気持ちでいっぱいです。この一週間は毎晩小夜子や健少年、そして中尾幸世さんを、あのころを見ています。
最後に「微音空間」さんに感謝します。


 

初めまして 投稿者:黒猫  投稿日: 5月19日(土)21時08分08秒

初めて書き込みします。
中尾幸世さんの事はかなり昔から知っていたのですが、このサイトはごく最近知りました。
私の中では中尾さんは知る人ぞ知るという存在だったので、こんなにも沢山の中尾ファンがいる
とは思いもよらず正直言って驚きました。
そう言えば最近新しくここを訪れる方が激増しているようですが、やはり「夢の島少女」の反響は
大きかったようですね。
私自身この作品は未見だったので興味シンシンだったのですが、ファンタジーなメルヘン調の話
だと思っていたら…とんでもなくディープな要素のあるドラマだったんですね。
特に中尾さんについては「四季・ユートピアノ」の印象が強かったせいか、良い意味でショックを
受けたかも。でもとても素晴らしい演技だったと思います。
又時々寄らせていただきます。

PS:ビデオ・DVD化が難しいのは残念ですが、それでもまだ希望を捨てていません。
   かなりカットされた場面があるとも聞きましたが、いつか完全版として日の目を見る事を
   願っています。(もちろんNHKにも要望を出すつもりです)


 

僕のケース。 投稿者:josh  投稿日: 5月19日(土)15時31分26秒

はじめまして。
ずっと昔に、おそらく初出で「川の流れはバイオリンの音」と「アンダルシアの虹」を見て、
それがずぅっと心の底にのこっていました。その当時はその人がA子と言うこと、バイオリン、ギターがでてくることしか分かっていませんでしたが、直感的に「きっとずっと憶えているだろうな」と思いました。「2度と見られないのかな」とも思いました。
それから随分経って、偶然に「夢の島少女」(これは見たことなかった)を見たとき、
なんだか随分前に引っ越していった好きな女の子にばったり出会ったような気がしました。
「ああ、もいちどみたいな(川の流れ・・・と、アンダルシア・・・を)」と強く感じました。
きっとそれはただのテレビプログラムで、僕はそれを普通の電気屋で買った普通のテレビで
みるだけなんだろうと思いますが。
でもそれは「見る」というより「出会う」感じのする体験だな。
いつかその2作にも出会えるといいな、と思います。
僕みたいなケース、他にもいらっしゃるのかな。


 

衝撃を受けました 投稿者:カオル  投稿日: 5月19日(土)11時39分03秒

みなさん、はじめまして。
先日、NHKアーカイブスで、「夢の島少女」を初めて見ました。
チャンネルを次々とかえていたら、偶然に「夢の島少女」の映像を目にし、
いままで受けたことのない衝撃で、映像に引き込まれ、最後まで拝見しました。

こんな素晴らしい作品を、いままで全然知らなかったことに、悔しささえ覚えました。
そして「夢の島少女」が最初に放映されたのが、なんと私が生まれた年。
それ以来、映像というのは、あんまり進歩していないのかも知れない。
そう思わせるほど、素晴らしい作品でした。

「夢の島少女」は途中から見たので、最初の方のストーリーが分かりません。
そして、こんなに素晴らしい作品は、何度も何度も見ていたいので、
録画できなかったことが、本当に悔やまれます。
皆さまの書き込みを見ると、DVD化は現時点では難しいだろうとのこと。
とても残念ですが、著作権等の問題があるのはやむを得ないと思います。
どなたか、録画された方がいらっしゃいましたら、是非わけていただけたらと思います。
勝手なお願いであることは、重々承知しています。
ただ、どうしても最初から「夢の島少女」を観てみたいのです。
よろしくお願いします。



感激 投稿者:yama  投稿日: 5月19日(土)06時07分30秒

苦労してようやくこのHPを見つけました。以前からNHKアーカイブスを見てましたが、最近ちょっと興味ある作品がなくなってきたなー、と飽きを感じていたところに、夢の島少女に出会いました。途中から見始めたのですがいっぺんに作品の魅力に引き込まれました。これはいったいなんだろう。この魅力的な少女は大谷直子の若い頃なのか、この少年NG出しているのに演技を続けている、やはりドキュメントなのか、などとつまらぬ事を考えながら見続けました。そして最後に登場人物名、少女:中尾幸子、少年:横倉健児となっている。全然知らない。やはり素人だったんですね。その後のインタビューの中尾さんの受け答えでのひと言ずつ確かめるような丁寧な言葉遣い、そして佐々木昭一郎氏の手紙を聞かされた時うっすらと浮かべた涙、何もかも魅力的に感じました。残念ながら録画していなかったので再放送を期待しています。そして今度スタードームに行って生の中尾さんの声を聞いてみたいものです。今考えてみると中尾さんの魅力もさることながら横倉少年の飾らない演技、独特の雰囲気、彼は今いったい何をしているのでしょうか?

 

掲示板の感想は本当に素晴らしい 投稿者:くるり  投稿日: 5月19日(土)04時58分46秒

よっちんさん>今やれることは今やらなきゃという言葉は、観れないことに(最初からもう一度)悶え苦しんでいた私の気持ちをクールダウンさせてくれました。(いい意味で)前向きに、いきましょうですね。夢の島のイラスト楽しみにしています。私もJANさんが書いていた方法でまだまだやれることをやろうっと!それから、ここに書き込みされたすべての方の気持ちのこもった感想が消えていくのが残念。皆さん本当によく、調べたり、私が中尾さんのインタビュウーを見てくみとれなかった心情とか、一つ一つの書き込みが興味深いです。

 

こんばんは(1) 投稿者:チェ  投稿日: 5月19日(土)03時36分32秒

初めまして。私はNHKアーカイブスでの『さすらい』再放送で佐々木昭一郎作品と
劇的な出会いをしたものです。その時はこちらのページの存在をまだ知りませんでしたが、
自分が生まれる前に作られた作品から伝わってくる新鮮なメッセージには本当に驚き、今まで
知らなかった宝物を屋根裏で見つけたような、何とも云えず嬉しい気分になりました。

先日の『夢の島少女』放送は、残念ながらビデオの予約が家族によって切られ(ただただ涙)、
最初の方は見られなかったのですが、それでも佐々木昭一郎さんがどれほど偉大な演出家
であるか、改めて衝撃と共に認識させられました。佐々木さんの言葉に対して、普段あまり
激しい感情を表に出されるタイプでないと見受けられた中尾幸世さんがあのような反応
をされたのも、これ程の作品を共に作った演出家からの言葉であればこそなのだと思いました。


私は映像の勉強をしている関係で、どうしても映像を見ながら作品を分析してしまう習性が
ついてしまっていて(カット割・構図・ライティングetc.)、それはそれで面白いのですが、
佐々木作品を見ているとそんなことは忘れて、見ているものがテレビ画面だと云うことすら
忘れてしまって、ただひたすら登場する人々と同じ空気を呼吸し、同じ風の匂いを嗅ぎ、
同じ音を聞いている気分になってしまいます。映像を通してこれ程の魔法を見せてくれる
演出家を、実際のところ他に知りません。

彼のことを調べていくと、例えばいわゆる職業俳優を使わないことに対して、イランの
映画監督アッバス・キアロスタミと同じ結論にもっと早く達していたこと、映画監督の
是枝裕和(『幻の光』など)さんが映像の世界を志した切っ掛けが横浜のライブラリで
出会った佐々木作品だったことなどが判ってきて、佐々木さんが本当に世界に誇れる
(母国で知る人ぞ知る存在のまま放置していた評論家やメディアを恥ずかしく思って
しまう位の)偉大な演出家なのだと云う思いが強くなってきますね。

NHKの方には当然商品化希望のメールを書きましたが、ここに皆さんが書いていらっしゃる
ような事情でソフト化が難しくなっていることは、ただ悲しいです。
佐々木さんの作品は、今の日本でこそ多くの観客に受け入れられる素地が出来ているの
ではないでしょうか。寧ろここまで時代から突出した作品が制作当時の日本で理解されな
かったのは、残念ながら当然だと思います。日本のメディアの世界では、他がどうあろう
と自分の判断力を信じるタイプの批評家は活躍しにくいので、全く新しいものが出てきた時、
その新しさをもっと広く知らせる為にメディアを使うような事が出来ないからです。
(例えば宮崎駿さんの場合も『もののけ姫』のヒットまではまともな批評の対象にすら
なっていなかった筈です。)
30年ほど掛かって、コマーシャルやビデオクリップといった大衆的な分野で映像の表現
テクニックが底上げされた結果、やっと佐々木さんの見ていた世界を見る側も素直に共有
出来る時代になったのだろう、と云う感じがします。だからこそ、なるべく多くの人が
作品に出会えるチャンスを作って欲しいのですが…。


 

こんばんは(2) 投稿者:チェ  投稿日: 5月19日(土)03時35分54秒


佐々木さんの映像は今見ても本当に新鮮で、それと同時に古典の風格がありますよね。
スタイルに逃げずに強靱な神経で踏みとどまっているような、表現者の一貫した意志を
感じるところ、普段見落としがちな、世界の本当に輝くような瞬間を捉えて画面に定着
できているところが、近頃の似たような傾向の作品とは一線を画している理由だと思います。
なにより私を含めたここの人たちのように、一度観た者はとり憑かれたような熱情に
支配されてしまったり、何か心が波立っておさまらなくて、誰かとその気持ちを共有
したくなってしまう。なんて素晴らしい映像作家を日本は持ったのだろうと云う思いです。

オフィシャルな側で動きが取れないなら、上映会でも何でもいい、今はネットという便利な
ものがあるし(お陰で私もここに来れましたが)、佐々木さんの作品を愛する個人が何らかの
形で集まって、佐々木さんの作品をもっと盛り上げて行く事は出来ないだろうか、これ程の
才能、これだけの作品達(私は才能の大きさや独創性などで、日本人の映像作家としては
黒澤明さんなどと比べても全く遜色のない方だと思っています)をもっとメジャーにして
あげてもいいんじゃないか、ファンとしては新参者で、昔から佐々木作品を認めていた方に
は申し訳ないと思いつつ、そんな思いさえ抱いてしまうのですが…。

こちらには初めてながら、長々とした書き込み失礼いたしました。私はもう完全に佐々木
昭一郎のファンですし、多分この先一生そうでしょう。そんな素晴らしい出会いに感謝して
いますし、こちらのページを通じてそう云う方たちが沢山いると云うことを知ってとても
嬉しいです。この場所を作ってくださったあおせさんにもお礼させて頂くと同時に、今後の
中尾さんや佐々木作品を巡る色々なお話にも期待させて頂くつもりです。

それでは、また来ますね。




はじめまして 投稿者:ガンテ  投稿日: 5月19日(土)02時24分44秒

みなさんはじめまして
自称映画ファンのガンテともうします。
池田先生のHP掲示板でこのHPの存在を知りまして
おくればせながらご挨拶にあがったしだいです。
で、何から書けばいいのか解らないのですが…
「四季・ユートピアノ」と「川の流れはバイオリンの音」は
本放送で拝見させていただいた世代です。
あれからずっと「A子」は忘れられぬ存在でしたが、
「中尾幸世」という名前を知ることもなく時が過ぎてしまいました。
先週のNHKアーカイブスの「夢の島少女」で再び衝撃を受け。
(放送開始直前の「あの人は今どうなったんだろう?」などと
考えておりました、まさかご本人の出演があるとは…)
さらにこのHPで「四季・ユートピアノ」等の佐々木作品が
再放送されていたことや、ビデオも販売されていたことを知り
後悔しています。が「後悔先に…」を痛感しています
NHKにはDVD化、再放送の嘆願メールを出して、
放送ライブラリーで作品を鑑賞して、スタードームに行って、
さらに資料の発掘に挑戦しようか…
(宮沢賢治関係のお仕事が多いようですので、岩手に
なにかあるんではないかと思っているのですが)
などと思う今日この頃です、これからよろしくお願いします。

 

あおせさんへ 投稿者:よっちん  投稿日: 5月19日(土)01時42分20秒

書き込みありがとうございます。今制作中で、休憩の合間にのぞいてみました。

作品に対する強烈な片思いがペンを動かしているという感じです。

スタードーム。。。。行ってみたいですね。

http://www1.odn.ne.jp/aac67070

 



ビデオライブラリー 投稿者:新藤  投稿日: 5月19日(土)01時23分35秒

いろいろ、無い知恵を絞って考えたのですが、地方の図書館などには
希少価値の高いタイトルを収録したビデオライブラリーがあったり
しますよね。

もしかしてそうしたところに「四季〜」が置いてあったりしないでしょうか。
(横浜が近ければ問題ないのですが)

というわけで一縷の望みを託して、明日福岡市立図書館を見てきます。




創るということ 投稿者:リトルリバー  投稿日: 5月19日(土)01時20分55秒

何年も前に図書館から借りて、佐々木昭一郎著「創るということ」を読みました。
そして今日、ネットで見つけた古本屋で買っちゃいました。
「夢の島少女」のことももちろん書いてあります。
主役の少女を探していた時にプロデューサーの推薦で、まだ新人の原田美枝子に会ったこと、1日目のいきなりの撮影がドラマ冒頭の、少年が少女を川から助けて背中にしょって連れ帰るシーンだったこと、放送日は長島引退の日だったこと、「カノン」は撮影中、スタッフにも出演者にも聞かせなかったことなどなど、興味深いエピソードを知ることができました(10年以上も前に読んだので忘れていた)。
「四季・ユートピアノ」では数々の国内外の賞をとったが、「夢の島少女」は同じヒロインで撮っているのに芸術祭の審査員にも評論家にも評価されず、素人がウヨウヨするドラマと悪口さえ言われたなんていうのを読むと、よっぽどこの掲示板に書かれているみなさんの見る目の方が評論家よりもすぐれていると思います。


 

新藤さま、あれは 投稿者:あおせ  投稿日: 5月19日(土)00時22分53秒

新藤さま、私もmicchannさまから戴いた「宮さんのピアノ調律史」という資料、資料そのものがあることを知らず、戴いて読んだときには思わずにっと笑いながら読んでしまいました。
あのコッペパンのシーン、素敵ですよね。
bukiさま、幸いカウンターは消さずに済みそうです。カウンターを付けること自体、ずっと戸惑っていました。だって、カウンターってある種、自己満足の世界でもあるし、カウントがあがっていなかったら寂しいですしね。
大仙さまとじゃんだらりん 心よりさまはオーディオ・ドラマで初めて中尾幸世さんと出会われたのですか。私もオーディオ・ドラマは、白川夜船以外、すべて聴いています。
私にとっても、中尾幸世さんの声は心地よい微音です。
大仙さま、スタードームにいらっしゃったら是非、レポートをくださいませ。




「ひろば まぼろし」との出会い 投稿者:じゃんだらりん 心より  投稿日: 5月18日(金)23時18分22秒

  はじめまして 
 私が中尾幸世さんと出会ったのは忘れもしない1987年9月12日のことです。
 NHK−FMで10時から放送していたFMシアター「ひろば まぼろし」というラジオドラマ
がきっかけでした。
 北村想さん、常田富士男さんというそうそうたる方々と共演され、あの森田童子さんの音楽と共に中尾さんは私の心の中へゆっくりとそして深く浸透していった様に記憶しています.
 (まだ、森田童子はドラマでブレークする前でしたが非常に感激した思い出があります。)
 その「声」を求めて、寺山修司さん関係のラジオドラマをたくさんきいた様にも記憶しています。


 

あの「声」との再会 投稿者:大仙  投稿日: 5月18日(金)21時20分24秒

はじめまして。
中尾さんとの出会いはNHK−FMのカフェテラスのふたり、寺山修司さんの作品の朗読でした。
最初に聴いてから中尾さんの素晴らしい声と寺山さんの美しい中にも美しいだけでない作品を
聴きたくて聴きたくて聴きたくて、毎週「またやらないだろうかか」とこの番組を聴き続けた
事を思い出します。とにかく後にも先にもこんなに美しく、繊細で、それでいて人に訴えかける
声を聴いたことはありません。
また、その作品をきっかけに当時高校生だった私は上京し大学に入ってからむさぼるように
寺山作品を読み漁り、影響を受け、演劇や映像表現などの活動にはまりまくりました。
音声作品も作りましたが、ナレーションとしてやはり中尾さんのイメージから離れきらず、
似た声の人に似たイメージで読んでもらったりしました。結構好評だったんですよ。

表現活動を生業にするには至りませんでしたが、中尾さんの声は私の人生にいろんな影響を
与えてくれているような気がします。あの声なしに寺山さんの作品にそれほど傾倒することも
表現活動をすることもなかったかもしれませんし。

そしてサラリーマンになり7年が経ち、ふと日曜にTVをつけたら番組のクレジットに
「中尾幸世」と出ているではありませんか!
驚いて入れていた風呂を止め最後まで観たら、なんという映像。初めてみる中尾さんの姿。
スピーカーから出てくる「あの」声。そして今の中尾さん。
当時を思い出すと同時に、元気で活動されているんだなと安心、というか、またあの声が
聴ける、と喜びに震えました。そして検索サイトよりこのサイトにたどり着き、知らなかった
中尾さんの活動や「夢の島少女」についてを知ることが出来ました。
サイト運営者のあおせさん、BBSに参加されてる皆さんに感謝いたします。

作品に関しては、これを学生の頃に観ていればと思いえる内容でした。ある種の映像表現の
完成形、というかその後の多くのクリエイターがこの作品の影響を受けていたのではないで
しょうか。
私も先ほどNHKに他の作品の放送とソフト化を希望するメールを出しました。

取り止めもなく長くなってしまいましたが、明日は早速スタードームに行ってみようと思います。
もし明日、いつもより混んでいるなんてことだったら、それは間違いなくNHKとこのサイトの
せいですね。

では。




佐々木&中尾作品に再会したい 投稿者:buki  投稿日: 5月18日(金)19時54分34秒

はじめまして
当面カウンターは消さずに済みそうですね、 > 管理人様

「四季..」及びリバー三部作にまた出会えることを長年切望してきました。世の中のあらゆるジャンルの中でも特別に好きなものというのはそう幾つもありませんが、中でもこの作品群は別格に待ち焦がれています。くるりさんのご指摘を読んで事情は複雑だなと思いましたが、それでも万難を排して再放映orDVD化してほしいと願います。

私が最後に放映を見たのが十数年..?前です(BS放映なんて知らなかった!)が、そのラストが衝撃的な終わり方で(見てない人もいるやもしれないので詳細は自重します、リバーの何作目だったかな?)結果私にとって忘れられない酷な別れとなりました。

 今回「夢の島少女」の放送直前と直後にNHKアーカイブスに作品への期待と感想などを投稿しました。もちろん他の佐々木昭一郎+中尾幸世作品の再放映、DVD化の希望を含めてです。

 番組の最後に中尾さんのインタビューがありました。最後に見た時から、さぞ変わられているのではと思っていたら、私の中のイメージそのままだったことに驚愕しました。今まで作品以外に中尾さん自身のことについてあまり知らなかったのですが、自分の性格について天真爛漫な、という表現をされていたのが印象的でした。  中尾作品のファンから中尾ファンへとぐらりと重心が動きました。

p.s.「夢の島少女」以来、ずっとパッヘルベルのカノンが頭の中に残っています




また見たい四季 投稿者:新藤  投稿日: 5月18日(金)13時57分37秒

急にこのページへの訪問回数が増えました(^^;

いくつか貴重な画像もいただけてありがとうございます。

コッペパンの階段
http://www21.freeweb.ne.jp/cinema/aose/f/itadakimono/m/008.jpg

ありましたね、こういう場面。
本当に「四季〜」だけはもう一度見てみたいです。
くるりさんと同じ気持ちです。

今は、再放送を辛抱強く待つしかないですが。

 

はじめまして 投稿者:ひるます  投稿日: 5月18日(金)13時23分11秒

遅ればせながら、アーカイブスがきっかけでここにたどり着きました。
忘れもしない共通一次試験(!)の前夜、泊まったホテルで見た
「四季〜」で、ほんとに人生かわりました。
今回の放送では、やはり中尾さんの「現在」の姿が印象的でした。
そしてこういうページをつくっておられた、あおせさんに大感謝。
私も弟世代星人さんの投稿に、なるほどと感じました。
中尾さんの「孤独」に改めて敬意を表したいと思います。

http://www.bekkoame.ne.jp/~hirumas/

 


いろいろ 投稿者:よっちん  投稿日: 5月18日(金)04時48分03秒

くるりさん>いろいろ問題があるんですね。「好きな作品を手に入れたい」と願うのは簡単でも、
      それを実行するのは難しいんですね。私には、未だに小夜子のウツロな視線が脳裏に
      焼き付いています。とりあえずNHKドラマにリクエストしておきます。
      今やれることは今やらなきゃ。

リトルリバーさん>偶然だったんですね。奥が深い。。。。。。

http://www1.odn.ne.jp/aac67070

 


どなたかいらっしゃいませんか? 投稿者:くるり  投稿日: 5月18日(金)02時57分03秒

この前に投稿してからちょくちょく観にきています。というのも、このドラマを他に観た人たちの感想を読んでいると気持ちが安まるからです。一日一日過ぎていくたびに5/13日からとおざかっていく。なんともいえない、そして最初から観れなかったやりきれない気持ちで、悶々と過ごしてました。5/13日以前に戻りたいと無謀なことを思ったり・・こんなに心を捕らえられるなら、観なきゃよかった、でも絶対出会ってよかったなどと、矛盾してますよね。でもここにくれば、たくさんの人の同じような体験の感想やソフト化を希望する気持ちがあるから。でも、やっぱりなかなか難しいみたい。なぜビデオなどにならないのかアーカイブス宛に質問してみました。それは、今は四季・ユートピアノのビデオが販売されていた頃と違って、さまざまな権利が複雑に絡み合い関係者が主張し合っている、そのため、昔の番組を今再放送するためだけでも相当な時間をかけて、当時のすべての出演者や、原作者、カメラマン、スタッフ等、直接その方や、亡くなっている場合にはご遺族の方などおを追跡調査して、「再放送してもいいですか」、と必ず確認をとったあとに放送しているそうです。佐々木作品は、一般の方々も多数出演しているため、それらの方々が今どちらにお住まいで、どのような権利があるのか、特にビデオの販売となると、販売した時の利益や頒布権などはどうするのかなど、複雑な問題が絡んでくるために、想像以上に膨大な作業となるそうです。                                          そこで、どなたか私に、夢の島を最初から録画されてある映像を分けて下さいませんか?もし、私の気持ちを察して下さり少しでもそのお気持ちがあるなら、お気軽にメールを下さい。よろしくお願いします。

 

小夜子 投稿者:リトルリバー  投稿日: 5月18日(金)00時46分19秒

キクチサヨコというのは偶然です。
主人公の名前をつける時に、中尾さんがサチヨのチをとってサヨはどうですかといい、それに佐々木さんが子をつけて、小夜子としたそうです。
そのことは、このサイトのリンクから、「想さんのすくらっぷ館」→「佐々木昭一郎」→「語録」とたどっていけば出てきます。

 

おお、こんなに。。。 投稿者:あるぷ  投稿日: 5月18日(金)00時35分14秒

「夢の島少女」再放送以来はじめてのぞいたらすごい数の投稿が…
私も久しぶりに見ましたが、あんな映像を作りあげてしまった関係者たちの、すさまじい集中力と洞察力には、ただただ呆然としてしまいました。
20年前、「四季」に言葉にできない衝撃を受けてから長い間、語り合う人の誰もいなかった頃を思い出すと隔世の感があります。

弟世代星人 さんの投稿を読んで、「四季」について私が今までうまく言えずにもどかしく思っていたことの一部がはっきりしました。感謝します。
「川」シリーズにしても、圧倒的な映像美と登場人物たちの感性につい心を奪われますが、主題の一つはまぎれもなく「戦争」「愛するものとの望まぬ別離」ですよね。
また、佐々木さんの「川」以降の作品では、バブル経済に踊る醜悪な日本人、原爆ドームを設計したチェコ人建築家の生涯などのテーマが続き、「七色村」では、御自身の疎開先での戦争体験を題材にされています。しかし、映像の美しさと、決してメッセージをあからさまに叫ばず、あくまでフィクションとして昇華させる方法論は一貫して変わりません。機会があったらご覧になってみてください。また、池田博明さんのHPに掲載されている佐々木氏の講演録には、戦時中に過ごされた少年時代の、恐怖とも言える体験が記されています。
ではまた。


 

不思議な気持です・・ 投稿者:てるて  投稿日: 5月18日(金)00時01分29秒

夢の島少女の主人公の少女を見ると妙に不思議な気持になります。
確かに美少女だし、ちょっとエッチなシーンも有ります。本来スケベエな私はそうゆう映像でエッチな気持ちになるはず・・なのですが、なぜかそうゆうのとは“違う・・”という感じがするのです。
例えばお袋が「私も若い時は綺麗だった・・」なんて話しだすと噴出しそうになったりしますよね・・。
なにかタイムマシンでそんな若い時のお袋を垣間見てしまった・・みたいな・・。
たしかに可愛いんだけど“エッチ”とかは全然違う・・みたいな。
私はオッサンなので、例えば少女に対しては、攻める立場であり、侵す立場であり、それによって快感を得る立場であり、少女がどう感じる・・か、なんて気にした事も無いはず。
少女が怯えるのを見て、興奮したりする立場で有るはずです。
所が夢の島少女を見ていると、まるで自分がその少女であるような・・・今まで想像もした事無かった少女として生きる“恐さ”や“不安”みたいなモノを感じてしまう・・。












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